栄養相談について
患者様の日ごろの食事内容や減量に対する不安や負担が軽減されるよう、管理栄養士が一緒に考え、アドバイスします。
生活習慣病などの進行を防いだり、病気の治療・回復の補助を目的に病態に合わせた食事相談や食事療法の提案を行います。何をどのくらい食べたら良いのか、患者さんに合わせた料理や献立をもとに、食べ方のコツや調理の工夫についてお話させていただきます。
日々の小さな積み重ねが長期的な数値の安定、改善に繋がると考えていますので、無理のない範囲での継続、改善を目指します。一方的に指導するのではなく、一緒に考え相談しながら進めてまいります。
栄養相談の対象となる疾患
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 肥満症
- 痛風
- 腎疾患
- 肝疾患
- 膵炎
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 貧血
- など
栄養相談の内容
1. 問診
初回問診表を記入していただき、普段の食事量、間食の頻度、運動習慣の有無など生活習慣や食生活を伺います。
同じ疾患でも患者様によってライフスタイルは違いますので、その方に合った食事を提案するために行います。
2. 栄養相談の必要性
普段の食事、生活習慣がどのように体に影響しているのか、このまま数値が悪化することのリスクを基準値と現状を比べて説明します。
3. 目標の設定
患者様の意思を尊重して目標を設定していただきます。
設定した目標に向けて問診をもとに食べ方のコツ、具体的な量、調理の工夫についてもご提案いたします。ご自宅で無理なく実践、継続できそうな課題を見つけていきます。
実施日と予約方法
毎週月曜日、土曜日
午前 8:30〜10:30、午後 15:30〜18:00
- 栄養相談にかかる時間は初回概ね30分、2回目以降概ね20分です。
- 栄養相談は医師の指示が必要ですので、診察を受けられてからのご予約となります。希望される方はお気軽にお声掛けください。
栄養相談の目的は短期集中ではなく長期的に数値を安定させる事です
栄養相談をきっかけに自分の体質、嗜好を知り自分と向き合い、どのような食事を実践すれば数値が改善するのか自分自身を知る事で、旅行などの行事ごとにも安心して楽しめ、尚且つ自信を持ってリセットする事が出来ます。
最終的に栄養相談を卒業した後もご自身で改善できる力をつけていただくことを目指します。