内科、生活習慣病について
地域のかかりつけ医として、風邪や胃腸炎、アレルギーなどの一般的内科診療に幅広く対応いたします。特に、肥満に基づいた生活習慣病(高血圧、脂質異常症、2型糖尿病)に対して、生活習慣改善を基本に据えたエビデンスに基づく治療に力を入れてまいります。些細な症状やお身体の不調、また「どこの科に行ったらよいか分からない」というような場合でも、どうぞお気軽にご相談ください。
対象となる主な症状
- 発熱
- 咳
- 鼻水
- 頭痛
- 喉の痛み
- 胸の痛み
- 動悸
- 胸部圧迫感
- 息切れ
- 呼吸困難
- 脈の乱れ
- めまい
- 足のむくみ
- 腹痛
- 嘔吐
- 下痢
- 血尿
- 便秘
- 倦怠感
- 体重減少
- 食欲がない
- 何となく体調が悪い
- など
一般内科疾患のうち、以下の疾患に関して特に力を入れて診療しております。専用ページに当院での治療方針が記載されていますので、別途ご参照ください。風邪症状や胃腸炎症状に関しては、昨今の情勢を考慮して感染・発熱外来で承っておりますので、そちらの項をご参照ください。
消化器・肝臓内科について
消化器内科
消化器内科は「おなかの痛み・不快感」の原因となるような腹部の病気の診察を専門とする診療科です。症状に応じて適切な検査を手配するとともに、最新のエビデンスに基づき治療を提供させていただきます。
院長は勤務医時代、数千件以上の内視鏡検査や専門治療に従事してまいりましたが、当院では内視鏡検査を敢えて設置しておりません。最大の理由として、近年の内視鏡検査、治療の高度専門化により、内視鏡検査に求められる質が高度化している事が挙げられます。上部内視鏡ではピロリ菌感染(昔に感染していた方を含めて)による慢性胃炎の患者さんで早期胃癌を見逃さず的確に発見することが要求されますし、下部内視鏡では検査時に出来るだけポリープ切除を行うことが要求される時代になっております。このような検査の質を担保するためには、内視鏡検査に専従できる設備での検査が必要だと考えておりますので、原則として当院を受診され、内視鏡検査が必要と判断される患者さんにおかれましては、当方から適宜適切な水準を満たす内視鏡施設を紹介させていただきます。内視鏡検査をお受けの後は、高次医療施設での加療が必要な場合を除いては、検査所見を参照しながら当院での治療を継続させていただきます。
対象となる主な症状
- 胸焼け
- つかえ感
- 胃もたれ
- 胃痛
- 食欲不振
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 腹部膨満
- 便秘
- 下痢
- 残便感
- 血便
- など
主な対象疾患
- 逆流性食道炎
- 便秘
- 脂肪肝
- 胃・十二指腸潰瘍
- 下痢
- 肝機能障害
- 胃炎・十二指腸炎
- 大腸ポリープ
- 胆石症
- ヘリコバクターピロリ感染症
- 潰傷性大腸炎/クローン病
- 膵炎
- 胃ポリープ
- 大腸憩室症
- 食道がん・胃がん・大腸がん
- 機能性ディスペスシア
- 過敏性腸症候群(IBS)
- など
肝臓内科
肝臓は沈黙の臓器と言われています。症状が出る前の早期診断や管理、治療が大切です。主には、B型肝炎やC型肝炎といったウイルス肝炎、日頃からの生活の乱れが主な原因の脂肪肝などの肝疾患が対象になります。
肝臓疾患の可能性が考えられる症状例
- 皮膚のかゆみ
- 倦怠感
- 足がむくむ
- 皮膚や白目の部分が黄色くなった
- 尿が茶色っぽくなった
- など
初期の肝臓疾患は、目立った症状が出ないことも多いため、定期的な健康診断によって早期発見に努めることが重要です。
主な対象疾患
- B型肝炎
- C型肝炎
- 脂肪肝
- アルコール性脂肪肝
- 非アルコール性脂肪性肝(NASH)
- 肝硬変
- 肝臓がん
- など
力を入れている疾患について
当院の消化器内科・肝臓内科では特に以下の疾患に関して力を入れております。専用ページに当院での治療方針が記載されていますので、別途ご参照ください。ピロリ感染症に関しては、保険診療の都合上、他院で内視鏡検査後、当院で検査→二次治療、治療効果判定まで対応させていただいております。
健康診断について
健康診断をご希望の方は、事前にお電話にてご予約をお取りください。
- 一般健康診断
- 入社(雇用時)・入学時健康診断などに対応いたします。
雇入れ時健診、労安法標準健診
(35歳および40歳以上)8,500円(税込) 労安法簡易健診
(35歳未満および36~39歳)5,000円(税込) その他の健診は事前に内容をご相談ください。
予防接種について
当クリニックで可能な予防接種は以下となります。ワクチンにつきましては、在庫確認が必要な為、診察時にご相談頂くか、医院までお電話にてご予約ください。
インフルエンザ
ワクチンが入荷しましたらお知らせいたします。
麻疹・風疹混合(MRワクチン)
任意接種のみ | 8,500円 |
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(成人の任意接種の適応は、①MRワクチンの接種歴が0−1回、かつ、②10年以内に風疹抗体を計測し、結果が陰性(<32倍)である事)
おたふくかぜ
任意接種のみ | 5,500円 |
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(4週間以上あけて2回接種が原則。任意接種の適応は、今まで2回おたふくかぜワクチンを受けた事がなく、おたふくかぜにかかった事が無い方。
→血液検査での診断も可能です)
A型肝炎
任意接種のみ | 8,000円 |
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(2−3回接種が原則。任意接種の適応は、A型肝炎流行地への旅行を計画している場合や、他の慢性肝疾患をお持ちで、A型肝炎罹患による肝障害悪化を予防したい場合。)
B型肝炎
任意接種のみ | 10歳未満 4,500円 10歳以上 5,000円 |
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(3回接種が原則。任意接種の適応は、B型肝炎ウイルスの免疫が無い場合。)
高齢者肺炎球菌
定期接種 | 4,000円 (適応年齢となり、葉書が送られてきた方) |
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任意接種 | 8,000円 (供給状況によってはお受けしかねる場合がございます) |
(65歳以上の肺炎球菌ワクチンは、初回のみ定期接種が受けられます。初回接種後3−5年で予防効果が落ちてくるという報告があり、日本では初回接種後5年以上経過で2回目の接種が任意接種で受けられますが、2回目以降の接種に関してはまだ明確な効果が実証されているわけではありません。)
帯状疱疹ワクチン
弱毒生ワクチン(従来のワクチン) | 1回 7,000円 |
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不活化ワクチン(シングリックス) | 1回 20,000円 |
帯状疱疹の再発や帯状疱疹後神経痛の予防目的に接種します。当院では水疱瘡にかかったことのある50歳以上の方を対象にしております。
従来の弱毒生ワクチンは1回接種です。接種後1-3週間後に発熱や、3-5%に全身性の水痘様発疹がみられることがあります。
新規不活化ワクチン(シングリックス)は2回接種です。2回目は2か月後に接種を予定ください。従来ワクチンより高い予防効果が長期間続くことが期待されるほか、免疫力の低下があり生ワクチンの接種ができない患者さんにも投与できます。
予防接種においてのご注意点
風疹・麻疹混合、おたふくかぜワクチンは生ワクチンですので、妊婦の方や免疫力が低下する疾患にかかっている方は接種ができません。また、接種後2ヶ月は避妊が必要となりますのでご注意ください。
ワクチン接種後4週間は、インフルエンザワクチンを含め、他のワクチンが接種できませんのでご注意ください。
ご依頼があってからワクチンを取り寄せて接種いたしますので、必ず電話で事前にお問い合わせの程、よろしくお願い申し上げます。
また、麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘などに以前感染しており、すでに免疫をお持ちかどうかを調べるため、自費での抗体検査を承っております。通常外来で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
当院でできる検査
- 超音波(エコー)検査
- X線(レントゲン)検査
- 骨密度検査
- 感染症迅速検査
- 心電図検査
- 血液年齢(脈波検査)
- 血液検査(うち血球数、血糖値、HbA1c、炎症反応(CRP)は迅速検査可能)
- 尿検査
- 便検査